INTERVIEW

データで会社の意思決定を
支え、成果を生み出す

デジタルマーケティング部
重長奈々美

デジタルマーケティング部 重長奈々美

デジタルマーケティング部とは

レコラのデジタルマーケティング部(DM部)で楽天やYahoo!ショッピングなど、ECモール3店舗の運営を担当しています。店長として売上管理や広告運用、セール戦略の立案を行いながら、データアナリストとして売上や利益を可視化し、会社全体の意思決定をサポートする役割も担っています。

インタビューの様子

レコラに転職したきっかけ

以前は建設業界の会社で15年間、経理と総務を担当していました。数字を管理する仕事には慣れていたものの、年功序列や保守的な企業文化の中で、仕事にやりがいを感じられず、どこかモチベーションが上がらない日々が続いていました。
そんな中、偶然見たレコラのホームページに掲載されていた「それぞれに出来ることは一人ひとり違いますが、その得意や個性を尊重することで、企業価値へとつなげていければと考えるのが私たちの姿勢です。」という社長のメッセージに心を動かされました。裏方の業務も大切にする会社の姿勢に共感し、「自分の力を活かしながら成長できるかもしれない」と感じて応募を決めました。

ECモール運営とデータ分析の仕事

入社後、最初に取り組んだのは、日々の売上や広告費、粗利を可視化する仕組み作りでした。それまでは各店舗ごとに異なる方法でデータを管理していたため、全体像が見えづらく、経営判断にも時間がかかっていました。
そこで、商品単位で売上・利益が一目でわかるシートを作成し、全店舗のデータを統合しました。このシートのおかげで「どの商品に広告費をかけるべきか」「どれくらい在庫が残っているか」「クーポン施策が利益にどう影響しているか」といった課題が明確になり、チーム内での共通認識が生まれました。
現在は目下、在庫管理の改善に取り組んでいます。毎月末には全商品の在庫状況を確認し、保有月数や売上の平均値をもとに、不良在庫の早期発見と対策を行っています。これにより、在庫の回転率が改善され、無駄なコストを削減できるよう在庫状況のシートも鋭意改良中です。

数字で結果が見える楽しさ

この仕事のやりがいは、何より「数字で結果が見えること」です。広告や価格設定を少し工夫するだけで売上や利益に変化が現れ、その効果が明確にわかる点がとても面白いです。前職では、日々の業務が結果に反映されるまで時間がかかりましたが、ECの世界では迅速に反応が返ってくるので、手応えを感じやすいですね。
一方で、売上だけでなく「粗利」を意識することも重要です。広告費をかけすぎると一時的に売上は上がりますが、利益が残らなければ意味がありません。会社全体で「利益を出すために何をすべきか」という共通の視点を持つために、データの可視化は欠かせない作業だと思っています。

成長を支えるレコラの環境

入社して1年半、レコラの環境の中で大きく成長できたと感じています。最初は一般事務としてデータの整理を任されましたが、今では店舗運営の責任者として、戦略立案から実行まで幅広い業務を任されています。
レコラの魅力は、年齢や性別、経験に関係なく、一人ひとりの意見や取り組みが尊重されることです。自分のアイデアや工夫がすぐに業務に反映され、成果として見えるのは大きなモチベーションになります。特に社長や上司との距離が近く、困ったときにはすぐに相談できる風通しの良い環境も、成長を支えてくれていると感じます。

インタビューの様子

これから目指す姿

今後の目標は、データ分析のスキルをさらに高め、「会社全体の売上や利益向上につながる深い分析」を行うことです。例えば、複数のデータを組み合わせたクロス分析や、顧客行動の傾向を把握することで、さらに効果的な販売戦略を立てられるようになりたいと考えています。
データ分析は感覚や経験だけではなく、裏付けのある数字で意思決定を行うために必要不可欠な要素です。感覚的に「売れそう」と思っている商品も、データで裏付けることで確信を持って推進できますし、新しい発見や気づきが得られることもあります。
将来的には、データサイエンティストとしての専門性を高め、会社にとって欠かせない存在になりたいと考えています。レコラには成長を後押ししてくれる環境があるので、自分自身のスキルを磨き続け、会社と共に成長していきたいと思います。